「しもふさクリテ」にフレッシュマンのカテゴリで参加、そして惨敗・・・

　先週、自転車の大会に参加してきたので今回はその辺りについて。参加したのは千葉県成田市の下総運動公園という場所で開催された「しもふさクリテ」という大会で、私が参加したのはいわゆるクリテリウムになる。ビギナー、スポーツ、エリートなどいくつかクラスが分かれており、その中で一番下のフレッシュマンクラスで参加する事にした。参加料は3000円と手ごろな金額なのがありがたい！自転車の大会って7、8千円とか結構高いので、これくらいの金額で気軽に参加できる大会がもっと増えるといいのになーと思う。当日は前日までの台風で開催するかどうか微妙な感じもあったが、風はまだ残っているものの見事に晴れて開催となったので良かった！

↑私が参加するクラスのスタート時間は12：05からなので、朝はゆっくりと支度をして出発。下総運動公園（フレンドリーパーク）に到着すると既に多くの車がいて会場そばの駐車場は既に満車。なんなら駐車スペース以外にとめている車も数多く見かけるぐらいの状態。まいったなーと思い係の人に聞いてみると、近くに市役所の支所があってそこに駐車できるという事で移動。そこの駐車場は写真のような感じですいている、混雑している所でせわしなく準備するくらいなら、少し離れた所でもゆっくり準備できるこちらの方が私にはありがたかった。もろもろの装備品をリュックにつめこみ会場に向かう。会場までは10分程度とそれほど遠くないので、アップがてら丁度良かったかも。

↑いつかは表彰台に上りたいなーなんて思いながら受付を済まし準備をする。アンダー12、アンダー9、アンダー6と子供向けのクラスもあるので、周りを見渡してみると家族づれが多い。親子で参加するなんてのも楽しそうだ。そうこうしている内に試走の時間となったのでコースに入る。コース幅、斜度、障害物、道路状況などを一通り確認しつつアップする。いつもアップが足りずスタート直後に心拍が追いつかないという事がよくあったので今回はその辺りを意識して走る。しかしスタートの集合時間ぎりぎりまで走っていた事もあって時間の余裕がなくなってしまった。そこにきてスタート位置を勘違いしていて手間取ってしまい、スタート位置についた時には既に確認事項のアナウンスが始まっていた。

↑とりあえず列の一番後ろにつくが、後ろを見るとどうも私が最後尾のようで私の後ろはバイクしかいない状態だった。しまったー、どう考えてもこの位置は不利だなーと思いつつどう走れば挽回できるかを考える。この時点で少なからず冷静さは欠いていたようで、スタート直後にクリートがはまらず早速出遅れてしまう。。　どうも気ばかりがあせってしまっているようだ。そんなこんなで1周1.5kmを5周の計7.5kmのレースが始まる。

–1周目–
ローリングスタート後のスタート合図とともに皆猛烈に加速していく。前方でその状態が見えてはいるものの、集団はまだ人数も多く隙間をぬって前に出るのが難しく、その機会を今かと待ちつつ状況をうかがう。コース幅の広い所で少しずつ前には出るものの既に先頭集団とは結構な差ができてしまっていた。おまけにサイコンの表示がおかしく標高が5000mとかわけのわからん事になり、サイコンの表示があてにならなくなる。試走の時に気づけなかった事を悔やむがもう今となってはどうしようもない。

–2周目–
1周目はペース配分も何もなく走ってしまった事で既に結構な疲労感を感じるようになる。自分はケイデンス高めで走るタイプなのだが、何を思ったのか重いギアでぐいぐい漕いだせいもあり残りの体力が心配な状態になる。すでに集団は縦に伸びている状態で、途中ぽつぽつと中切れしていてなんとか前に追いつくよう頑張って走る。

–3周目–
足の合う集団もなかなか無く、小さな集団を抜け出ては前の集団との間を詰めようと試みるも、なかなか追いつかず一人で走る時間が多くなってくる。前走者は見えるもののなかなか追いつかなくて体力が消耗していく。

–4周目–
この辺りからほぼ一人で走る状態が連続して続くようになる。ゆえに速度もあがらず気力、体力もすっかり下がっていく。残り1周だがこの1周がとても長く感じてしまう。こうなると周りとの戦いというよりも自分自身との戦いになる。踏ん張って走るものの確実にラップタイムが落ちている事を実感し始める。

–5周目–
最終ラップの鐘の音が聞こえ、最後の力を振り絞って走るが既に疲労困憊な状態で速度は上がらない。坂ではダンシングも出来なくなるくらい疲れていた。後ろについている人がなかなか前に出てくれずもどかしかったが、仕方ないので頑張って自分の力のみで走る。で満身創痍な状態でなんとかゴール。

↑結果は・・・、37人中で20番台とまあなんとも情けない結果となってしまった。しかし今回はいろいろ学んだ事も多かった。まずスタート位置について、これはほんと大事だと実感した。スタート直後はみな結構な勢いで加速していくので、後ろの方にいるとこの流れに乗れなくなってしまい、あっという間に集団から取り残される事になってしまう。前に追いつこうにも人が多くてなかなか前に出れないので、やはりスタートから前にいるに越した事はない。

　次に事前準備について。今回スタートの位置はおろか坂の勾配、コーナーの角度などあまり事前に確認していなかった。試走で確認すればいいと思っていたが試走だけではやはり不十分で、この一つ一つの準備不足が冷静さを欠く原因にもなってしまったと思う。まあ負けてからこそ学ぶ事も多々あるので、これはこれで良い収穫となったと思う。

　他のカテゴリはわからないけど少なくとも私の参加したカテゴリでは落車はなかった。コースはコーナーが多くてテクニカルな感じもしたけど、コース幅の割には参加人数が37人と少ないので特に危険と感じる事はなかったかなー。あっという間に集団が縦に伸びたのもそう感じた大きな理由かも。

　ちなみに参加賞はサプリ系の試供品とマトリックスパワータグの靴下だった。しかし「フレッシュマン」という一番下のカテゴリながらみなさん速かった！今回の優勝者は10代の若い子だが私と同じ40代の方も上位に入賞されていたので、私も負けていられない！頑張ってトレーニングして次は入賞を目指したいものだ。

※今回の大会の走行動画になります。よかったら見てください。