ツールドつくば2016に参加してみた
さて今週は初めてのヒルクライム大会への参加という事で、6/19(日)に「ツールドつくば」が開催される。事前に受付を済ます必要があるとの事で、試走がてら現地へ行ってみる。大会前日に走る人もそんなにいないかと思いきや以外にも結構な人がいた。頂上まで走ったところタイムの割に結構な疲れが・・。我ながらペース配分が下手で前半とばして中盤以降垂れるといういつもの感じだったので、本番ではもっとペース配分を意識する必要がありそうだ。
↑麓まで降りた後、今回の目的となる事前受付を済ますため、会場となる筑波総合体育館に向かう。受付を済ますとゼッケン数枚と参加賞(今年はタオル)、プログラム、各種案内が入ったサコッシュのような鞄が配布される。ちなみにゼッケンはヘルメットへの貼付けで1枚、自転車のハンドルへの取付で1枚、ウェアへの取付で1枚で計3枚となる。ウェアには安全ピン4箇所で固定するのだが、正直お気に入りのウェアに4箇所も穴を開けるのには少々抵抗がある・・。他の大会も同様なのだろうか??
↑いよいよ大会当日。朝5:30から駐車場がオープンするとの事で、その時間に合わせ自宅を出発する、朝日が清々しい!しかし自転車の大会って朝早いのねー。大会当日となる今日の天気はずばり晴れ!梅雨の時期の開催という事で天気を心配していたのだが、前日の受付含めまったく雨の心配は無かった。私は結構な雨男だったのだが、強烈な晴れ男がいたようでよかった!
↑会場近くの駐車場へ到着。開門数分後に到着したが既に多くの車がとまっていた。周りを見てみるとローラー台でアップしている人も結構いたし、自転車自体も高そうなのに乗っている人が多い(ように見える・・)。この時点で既に場の雰囲気にのまれかけるが、人は人、自分は自分と言い聞かせ準備を進める。幸いにも今日は連れと一緒なので、一人に較べたら随分心強い。6:45から開会式という事なので、ローラー台が無い私達はそれまでに周辺の道でアップを行う。
↑そうこうしている内に開会式が始まり、関係者の方の挨拶が終わると皆スタートを待つ。番号順に呼ばれるのだが、エキスパートクラスから始まり、あとは年齢順で順次スタートとなる。私の出番はまだ先なので、その間にトイレを済ませたりなんだりで気持ちを落ち着かせる。
↑ようやく自分のクラスの出番となり、クラス毎にスタート地点へ向かう。勝手がわからずとりあえず同じクラスの人の後に続く。今回、同じ会社の人も参加していたようで、偶然にもクラスが一緒になった。「マイペースでいきましょうねー」なんて話しが出来た事で緊張せずに済んだ。でついにカウントダウンが始まる。今日のために毎週のようにトレーニングしてきたんだし、後は力を出しきるのみだ!10秒前・・5秒前・・スタート!!
↑スタートしてすぐに皆さん結構なスピードで走り出し、初っ端からすでに集団から取り残される事に・・。まあ前日の試走の反省から序盤は頑張り過ぎない事を課題にしているので、焦る気持ちを抑えつつここはマイペースを保つ事にする。
でいよいよ上りに入ったその時にある異変に気付く。「あれ、サイコンのスピード変だ・・」、そうサイコンのスピード表示が3キロとか5キロの表示になったり正しい速度がでなくなってしまったのだ。まじか、よりによって本番で速度分からなくなるなんて・・・。仕方ない、速度は気にせず感で走る事にしよう。
↑最初の難関となる不動峠の分岐の急坂を越える。いつもはここまででかなり消耗して次の区間で失速するというケースが多いのだが、今日は序盤を意識して抑えたせいかまだ余力がある。これは以外にいいペースでいけるかも!?
↑表筑波スカイラインに入る。ここは普段走り系の車も多く怖い思いをする事もあるのだが、今日は車が一切来ないので気持よく走る事が出来る。時々沿道で係の人だったり、地元の人だったりだと思うのだが、がんばれーていう声をかけてくれる。これが結構嬉しくて少なからず元気が出る、ありがたい!
↑ゴールのつつじヶ丘駐車場までの区間、傾斜もきつく最後の難関となる。中盤いつもより頑張った事もあり結構堪える・・。がつらいのは周りの人も一緒だし、ここは踏ん張りどころだと自分で鼓舞しひたすらペダルを回す。
↑ラストの傾斜が緩くなる所はいつもよりさらに速度を上げる!ゴールに近づくと多くの声援が聞こえてきた。見えた、ついにゴール!はあ、はあ、これはきつい・・・。しかしやれるだけの事はやった、上がった息が整ってくると達成感がこみ上げてきた。これだからヒルクライムはやめられない!
↑ゴールして休憩がてらアイスでも食べたいところだが、この大会では自力での下山が禁止されていて、自転車を預けてバスで下山する事になっている。がこの自転車を預けるのが混雑していて時間が掛かり、40分くらいは待ったような・・。炎天下の中待っていたので日差しがきつく、手元のドリンクも少ししかなく結構つらかった。今日はまだ晴れだったからいいけれど、これが雨だったりしたら相当きついと思う。
↑なんとか自転車を預けてバスで下山後、閉会式をみるため筑波総合体育館へ向かう。各クラスの表彰と抽選会が行われた。抽選会ではボトルやらTシャツやら米やら結構な数の景品があったがどれも当たらず・・。閉会式終了後、完走証をもらいに行く。今回は40分を切る事を目標にしてきたのだが、結果は39分台となんとか目標を達成する事が出来た!
という感じで今回のヒルクライム大会への参加は無事終了。初の大会参加という事で始まる前は不安で一杯だったけれども、終わってみればあっという間だった。結果としても自分なりに納得するものを残せたので満足している。帰り際、あまりに楽しかったので、遠足が終わってしまったかのようななつかしい寂しさを感じたり・・。
今回、大会参加という目標が出来る事でトレーニングはもちろん、生活にも張りがでたりと色々と収穫も多かった。また来年も出たいし、これからの自転車競技参加へのいいきっかけにもなったと思う。いや~ほんとに楽しかった!
以下のランキングに参加しています。スポンサードリンク
関連記事
-
東京から筑波のパン屋さんまで
今日は筑波まで行く事に。車で麓まで向かおうかと思うも、今日は三連休の中日なので恐らく車は渋滞すると
-
アクションカムのブレ対策をしてみる
ソニーのアクションカムを使用して動画を撮影しているのだが、少し前に参加したヒルクライムの大会で撮影
-
筑波山への自走ライド
ここ数年は夏になると盆休みを利用して、普段行けないような所へのロングライドにいったりしています。
-
先日参加した「望郷ライン・センチュリーライド」の走行動画を作成してみた
8/26(日)に群馬県で行われた「望郷ライン・センチュリーライド」の走行動画を作成してみた。距離1
-
鹿野山でのヒルクライム
東京に住む私がヒルクライムをするのに一番近い場所は筑波山。とはいえここの所は筑波ばかりにいっている
-
関東鉄道のサイクルトレインを使って筑波山へ
今回は以前から気になっていた「サイクルトレイン」なるものを使ってみようかと思い筑波までやってきた。
-
先日参加したブルべ(BRM217 鴨川200 )の走行動画を作成してみた
先日参加したブルべの走行動画を作成してみた。動画を作成していて思ったけど、あらためて楽しいブルべだ
-
ヒルクライムをしに千葉県の鹿野山、マザー牧場辺りを走ってみた
先日参加したそでがうらサマーサイクルロードフェスタ、結果は散々たるもので自分の不甲斐なさ、くやしさ