第15回 時空の路ヒルクライムin会津に参加してきた
5/20(日)、この日は福島県の会津若松市で行われたヒルクライムの大会(第15回 時空の路ヒルクライムin会津)に参加してきた。前回は前日に現地入りをしたが今回は都合により当日受付での参加となる。自宅の東京から会津までは約300kmほど。当日は朝2時前に自宅を出発し、6時からの受付に間にあうよう車で向かう。
↑途中東京から離れるほど徐々に気温が下がり、10度以上あったのが7度、5度とみるみる下がり、現地近くの山間部では3度の表記を見かけるようになる。さすがにこの気温は予想しておらず、薄手のウェアにウィンドブレーカーしかない今日の装備で大丈夫なのかと不安になり始める・・・。会津若松市に入ってから見える遠くの山々はうっすらどころか結構な量の雪が残っているのが見えた。
↑何とか6時からの受付開始に間に合いほっとする。しかし前日2、3時間程度しか寝れず、かつ約300kmという距離を運転してきたせいかすでに疲労感が・・・。はたしてこんな状態で満足いく走りが出来るか不安だが、とりあえずゼッケンをつけたり、自転車を組み立てたりと諸々の準備を行う。
気温が結構低い事もありウェア選びに悩むが、とりあえず上は半袖+アームカバー、下はハーフパンツ+ニーウォーマーの組み合わせとし、アップ時のみウィンドブレーカーで防寒する装備とした。アップした時間は7時少し前くらいだったが結構寒かったかなー。
↑アップは適当に近隣を10kmほど走行して終了。やっぱり固定式のローラー台があった方が効率良くアップ出来るなーと感じたので、中古の安いやつでも購入しようかなと思うようになる。寒さのせいなのかいろんなサプリを飲んだせいなのか緊張のせいなのかわからないが、お腹の調子が微妙なので頻繁にトイレに行く事に・・。そんな事をしている内に会場には人が集まり開会式が始まった。終了後クラス別にスタートしていくので出番を待つ。
↑そしていよいよスタート!今日は会社の仲間と参加しているので協力して走る。こういう時仲間がいるというのは何かと心強い!ちなみに去年のタイムは42分程度だったが、今年は40分切りを目標として走る。少なくとも去年より遅くなるのだけはなんとしても避けたい所だ。
↑ちなみにこの大会のコース概要としては距離13.5km、高低差600mで平均勾配は5%未満との事。平均勾配の数字だけを見るとすごく低い数字となっているが、その理由としてはコース前半、中盤は平坦基調、もしくは緩い上りというコースレイアウトのため。しかし後半は残り5kmぐらいから平均勾配7%程度の勾配が続く本格的な上りとなる。
↑スタートしてしばらくは平坦な道なので足の合う人を見つけて協力して進む。が自分の実力以上の人達の後ろについて頑張ってしまった事で序盤にも関わらずさっそく足を大きく消耗していく・・。一旦落ち着き別のグループに合流しマイペースで走って様子を見る。
↑恐らく最初の難所であろういわゆる「民家前の激坂(10%程度)」あたりだろうか、小さい子供がとても大きな声で何回も何回も参加者にむかって「頑張れー!頑張れー!」と声を出してくれていたのをよく覚えている。いやーこういうのってほんとに嬉しい、ありがとう! ※下に動画をアップしていますが、その様子がしっかり撮れていました!
ここだけじゃなく色んな所で同じように地元の方が声を変掛けてくださるのでありがたい限りです。
↑後半の九十九折れに入るといよいよ本格的なヒルクライムとなり、きつさも一気に増してくる。途中給水所があって去年は水をもらったのだが、微妙にリズムが崩れてしまうと思ったので今回はパスした。ここからはあと3km、2km、1kmと案内表示があるのだが、もうきつくてとても長く感じた・・・。途中「もうヒルクライムなんかいやだ・・」と毎回思うのだが、終わるとまた上りたくなってしまう、不思議なものだヒルクライムというのは・・。
↑残り500mあたりでラストスパートをかけて一気に加速する。ゴール後、まだ体力が残っている感じがしたが出し切れてなかったのかも。我ながらペース配分が下手なのだなとあらためて痛感。私レベルでは別に着順を競うわけではないのでゴール前のスプリントにそれほど意味はなく、であれば全体的にペースを1段階上げるべきだったのかなと反省、まあこの辺りは経験もあるだろうし、今後の課題として徐々に見極めていく事にしよう。
↑ゴール後は数キロ先にある待機所に向かうためしばらくそのまま進む。しかし上っている最中は景色なんて見る余裕まったくなかったけど、ここらの景色はとても美しかった!快晴の中ゴール後の余韻に浸りながら景色を見て楽しんで待機所まで走る。待機所では昨年同様、郷土料理が振舞われていた。その内の一つである「しんごろう」という料理は、ごはんを丸めて焼いた上に味噌をぬったものなのだが、この味噌が疲れていたからだに丁度よくておいしかった!
この後は先導車の誘導に従いグループを分けて下山していく。大人数での下山は怖いと感じる部分もあったが、周りで落車も無く無事に出発地点まで戻る事が出来た。スタート地点に戻ると今度は暖かい汁ものが提供されていて、これもおいしく頂きました!
↑さてもう一つの楽しみは「お楽しみ抽選会」。この手の抽選って当たったためしが無いので今回もどうせはずれだろうと思っていたのだが、今回まさかの当選という結果に!中身は地元の郷土品であろう味噌と漬物とお菓子とあとはペン、クリアケースなんかも入っていた。いやーこれは素直にうれしい!
↑ちなみに参加賞はこんな感じ。なんといっても特徴的なのは地元の伝統工芸品であろう「会津本郷焼」だろう。ごはん茶碗なのだが落ち着いた感じで気に入っている。あとはサプリが一つと地元の日帰り温泉の割引券なんかも入っていた。
結果として、今回のタイムは目標としていた40分を切る事は出来なかった・・。しかし去年と較べると1分半ぐらい短縮する事が出来たのでひとまずは良しとしよう!この後は東京までまた300kmの道のりを走る事となるが、まあ眠いのなんのって・・。やはり片道約300km走ってのヒルクライムは相当にきつく、次回は前泊して万全の体調で臨んで記録を更新できたらいいなと思う。
※今回の走行動画を作成したので、よかったら見てください!
以下のランキングに参加しています。スポンサードリンク
関連記事
-
つくば周辺でのヒルクライム 5つのヒルクライム箇所をめぐる
2018/09/09(日) 先週末は天気が悪かったけど今日は晴れの予報!という事でここ最近ど
-
クリテリウムに参加、そして惨敗・・・
7/15(月)、この日は千葉県の袖ヶ浦市で行われた「そでがうらサマーサイクルロードフェスタ」に参加
-
帰省先での会津周辺ライド
ゴールデンウィークという事で福島県の会津若松に帰省。帰省での楽しみの一つが自然豊かな会津周辺をロー
-
ヒルクライムの際の腰痛が改善!その方法は??
3連休最終日の今日、天気もいいので景色の良い所を走りたくなり筑波山へと向かう。さて筑波山といえばヒ
-
ヒルクライムがしたくなり筑波山へ
2016/02/21(日) ここしばらく冬シーズンという事でヒルクライムのトレーニングでよく
-
【後半】東京から箱根まで250kmのロングライドへ!②
さて前回の続きという事で東京~箱根ライドの後半。 境川サイクリングロードを走って終点の所
-
筑波で激坂に迷い込んでしまう・・・
先日の200kmブルべ、楽しかったし完走出来たので良かったのだけど、前々から感じていた事が自分なり
-
筑波ライド ヒルクライムでの虫対策をしてみる
9/18(金)、せっかくの平日休みという事で行先を検討してみる。赤城山もしくは行った事のない榛名山
-
「時空の路ヒルクライム」の大会コースを試走、大内宿あたりにも行ってみる
2016/08/13(土) 先日、東京から会津若松まで約300kmのロングライドをしたが、会
スポンサードリンク
- PREV
- 夏用グローブを購入してみた(rinproject)
- NEXT
- 千葉県の6つのサイクリングロードを巡る