AEONBIKEエンデューロ2016に参加してみた
公開日:
:
大会
2016/10/16(日)
以前、ツールドつくばに参加、その後福島県までのロングライドなどを行ってきたが、そのあと気持ちが一息ついてしまって、どうも目標が無くなって自転車に向き合う姿勢も低くなっていた。そんな折、たまたま自転車の大会の情報を目にする。それが今回参加した「AEONBIKEエンデューロ2016」であった。
エンデューロとは、いわゆる耐久レースの事で、一定の時間で決められたコースをどれだけ走れるかを競う種別。自分程度のレベルがはたして応募してよいか迷ったが、HPを見ると「ボクもワタシも自転車レースデビュー」なんて謳い文句が書いてあったので、他の大会に較べれば敷居も低く感じられ、思い切って参加してみる事にした。参加種目は「ソロ2時間エンデューロ」でエントリー。
↑まずは開催地である「幕張海浜公園」を目指す。少し前までは雨続きで心配していたのだが、今日は雨は降りそうにないので良かった!
↑ちなみに会場となる幕張海浜公園はいくつか駐車場があるのだが、今回はDブロックという所の駐車場に駐める事にした(1回あたり600円)。6時前には到着したため写真のようにまだまだ空きがあった。早めに来た甲斐あって会場から近い場所に駐める事ができた。何回か忘れ物を取りに戻ったりしたので、この場所に駐めれて良かった。受付は7時なのであと1時間程ある、さてどうするか・・。
↑一通り準備をするも時間が余ったので、コースを見てみる事にした。まだ誰もいないコースを見ると早く走りたい衝動にかられる。動画サイトで見た情報だとコースは狭いのかなーと思っていたが、実際にコースを見ると思っていたほどでもないかなと感じる。にしてもまだ朝が早いせいか寒い・・。それもそのはず、車の外気温計では13度となっていた。日がさしてきたのでこれから気温は上がるのだろうけど、ウェアをどうするか結構悩む。
↑スタート/ゴール地点を確認。んーテンション上がってきた!はやる気持ちを抑えつつトイレの場所を確認する。なぜかこういう時に私は人一倍トイレにいきたくなるので、すいている今の内に・・。ちなみに会場内の仮設トイレはそこそこ混雑していたが、少し外れたところに元々ある公衆トイレがあって、そこはそんなに混んでいなかった。
↑大会の運営スタッフの方が、落ち葉などを風で飛ばす送風機?のような機械でコースを整備してくれていた。少しでも落車のリスクが減るのはありがたい。こういう裏方がしっかりしていそうな所を見ると安心できる。
さてぼちぼち受付時間になってきたので駐車場に戻る。さすがに人も増えて駐車場では多くの人が準備をしていた。以前、大会に出た時も思ったが、こういう時はどうも周りの人が速そうに見えてしまう。乗っている自転車もグレード高そうだし・・。
↑受付で自分のエントリー番号を伝えサコッシュをもらう。中身は写真のような感じで、パンフレット、ゼッケン、水、補給食、クリーナー、チェーンオイル、計測センサー(これはレース後に返却)など、結構色んな物が入っていた。受付を済ませた後はウェアにゼッケンを取り付ける。
↑ちなみにウェアへのゼッケン取付けは受付時にもらった安全ピンではなく、ゼッケンホルダーというピン?でとめる事にした。以前、他の大会に参加した時にも思ったのだが、やはりお気に入りのウェアに穴を開けるのはどうも気が進まない。取り付け位置の修正で何回か付けては外してを繰り返していたら、その内穴だらけになってしまいそうだ。という事で穴を開けないで取付けできる物を購入、今回初めて試してみる事に。
結果、レース後まで一切取れる事なく終わる事ができた。厳密にいえばウェアへのダメージは多少あるのかもしれないが、ピンで穴を開けるよりは全然よい、これはお勧めかなと。しかしこのゼッケンの取付け、以外と難しい。いい位置に取付けないと風でバタついて邪魔になってしまうし、以外に手間が掛かる。
後は計測センサーをフォークに固定する。インシュロックで固定するのだが、余った部分を切る工具は付属しておらず、私の周りではみなさんでニッパーなりハサミなりを借り合っていたので持っていった方がいいかも。
という事でもろもろの準備が完了したのでぼちぼち試走に向かう。ウェアは結局、半袖ジャージにアームカバー、七分丈スパッツの上にビブで走る事にした。少々肌寒いが、気温も上がってきたし走っている内に丁度よくなるでしょう!て思っていたら半袖ジャージの上下の人も結構いた。
↑7:30から8:00まではコースの試走タイムとなる。コースは全長1.7kmで途中急なコーナーが2箇所あり、内、最も急な場所では路面に滑り止めなのか注意を促すためなのか分からないが、シートのような物が敷かれていてその部分の走行は減速していても滑りそうで怖かった。
また、このコーナー入り口は早い人用、ゆっくりな人用とで入り口が別れている。コーナー出口で合流するのだが、減速しきれずラインが膨らむと接触する可能性もありそうなので、やはりここはしっかりと減速する事を心掛ける。ひとまず3周ほどして試走完了。ふう、もう一回トイレいっておこうかな・・。
さていつもならアクションカムをハンドルに取り付けて動画を撮影するのだが、この大会は安全確保のため認められた装備(サイコン、ボトル、サドルバッグ)以外は禁止されており、今回動画の撮影ができなかった。とはいえ動画サイトには過去分のもあったし、実際は付けれるのかなーとも思ったのだが、何回もアナウンスが流れていてとても付けれる感じではなかった。という訳で走行動画/写真は断念する事に・・。ゆえに以下だらだらと文章だけになります、ごめんなさい。
時間になりスタート箇所に行く。速度の早い人順のスタートになるとの事(40キロ、35キロ、30キロ、25キロ)で、初めてで勝手のわからない私はとりあえず30キロのグループでスタートラインに着く。この後関係者の挨拶があり、しばし話しを聞く。しかしみなさん速そうだ、大丈夫かおれ?と不安になりつつも以外にテンションは高い!でついにスタート、最初の1ラップはパレード走行なのでゆっくり流れる。スタート直後数秒ぐらいでまさかの落車発生!スタートしてすぐなので対してスピードも出ておらず、すぐ復帰したみたいだが少々不安になる。
2ラップ目に入り本格的にスピードが上がるものの、まだバラけていないので混雑状態。コーナーでは先が詰まって渋滞気味。まあまだ慣れていないしむしろ丁度いいか。そうこうしている内にばらけてスピードが上がってきた。みなさん結構早い、右も左も前も後ろも人が多くいるという集団走行にビビる・・。ペース配分間違えると後半だめになりそうなので、とりあえずは自分のペースで走る。
数周走るとなんとなく慣れてきて、足の合うグループについていったりと集団走行をするようになる。初めての集団走行となるのだが、単独で走るのとはもう思っていた以上に違う!対して力を入れていなくても「あれ、今こんな早いの?」と思うような感じで走れる事に驚く。とはいえそうそう調度良く足の合うグループがいるわけでもないので、その間は単独で走る事になるのだが単独だとほんときつい、ここまで違うとは・・。そんな感じでしばらく引っ張ったり、引っ張られたり、単独で走ったりと手探りしつつ周回を重ねる。
中盤に入ると早い人と較べかなり周回遅れとなっているので、先頭グループに抜かされる時もあるのだが、バイクが先頭グループの前を走っているらしく、「(先頭グループがくるので)端によってくださーい」のような感じでゆってくれて、その後先頭グループが通り過ぎるのだが、まあ早いのなんのってもうオーラが違う。
今回走っていてほんとに大事だと思った点は、当たり前なのだが、追い抜きなどで多少なりともラインがズレる場合は必ず目で確認、合図するという事だ。疲れてくるとふと後ろを見るのを忘れてしまうような事もあったし、逆に急に出てこられて危ないなと思う事もあった。今後これはどんな時でも無意識で出来るようになるよう徹底したい。
中盤以降、慣れてきたせいかまだ足に余裕があると感じたので少々ペースアップする。無理して自分のペースより早いグループについて周回していたのだが、そのペースで数周したところ足に違和感が・・。「あ、やべー足攣りそう・・」、少々無理していたせいか足にきていたようだ。だましだまし走る事数周、なんとか持ってくれそうなので無理せずマイペースで走る。
ちなみに今回の装備としてはボトル2本、補給食(ゼリー系)2つの体制で臨んだ。適切に補給出来たか分からないが、ボトルは2本目に手を付ける事はなく、補給食も1個だけ口にした程度だった。気温にもよるのだろうけどボトルは1本でもいいのかなー。
終盤、足をかばいつつ少しでも良い記録を残したいので、今走れる全力を模索しつつ頑張って走る。スタートライン付近には多くの人がいて、コース脇は家族の方などが観戦出来るようになっている。自分の走っている姿を我が子に見せたいなー、来年は絶対連れてこよう!と思いながらも必死でペダルを回す。やっぱ足やばい・・。そしてタイムアップ間際のアナウンスが聞こえた最後の数分、もう1ラップだけでも稼ぎたいと思い力を振り絞る!でタイムアップのアナウンスがあり終了、最後の周回をゆっくり周る。めちゃきつかった、だけど心地良い疲れだ。
結果は・・、まあ真ん中よりちょい下ぐらいで満足できる結果ではなかったけど、初めてのエンデューロ、初めての集団走行、色々な事が分からない中で自分なりに頑張った結果なのでこれはこれで良しとしよう!何より落車せず、巻き込まれずで怪我をせずに済んだ事は何よりだ!この充実感、満足感、これだから自転車は楽しくて仕方ない!
↑初めての参加となったエンデューロ。ヒルクライムに較べ、集団走行という要素が加わるこのレースは駆け引きがなかなか面白く、今後も積極的に参加してみたい。この大会に来年も出たいか?と聞かれたら間違いなく出る!と私は答える。いくつか理由はあるけど・・。
1.参加費が安い!参加する種別にもよるが、私が参加したソロ2時間は3,500円!正直他の大会を見てもこの金額はまず無いと思う。雨だったら出ないつもりだったが、その場合でもその程度の出費で済むのは助かる。おまけに色々と参加賞ももらえたので、むしろ安すぎるのではないかとすら思ってしまう。
2.自宅から近い!幕張という場所は都内からそう遠くないので、何かとアクセスが良い。私の場合1時間も掛からないので楽だ。高速降りてからそれほど遠くないのも良い。
3.ソロ2時間は開始8:30、終了10:30でお昼前には終わるので、家庭がある人なんかだと参加し易いかも。家族持ちのお父さんは家族サービスを犠牲にして参加していると思うので、早く始まって早く終るのはありがたいのではないかと!
4.個人的には運営が安心できると感じた。スタッフの方のコース清掃も上で書いた通りだが、受付、会場内のスタッフの対応など不満を感じる事は特に無かった。
5.他のエンデューロに参加した事がないのでわからないが、これがレースデビューという人でも大丈夫だと思う。まあ上位の人達のレベルは私から見れば別世界な感じですが、クロスバイクは勿論、中にはママチャリの方もいたりしたので、ガチ過ぎずの程良いレース感が私のようなレースデビューする人には丁度良いのではないかなと。
6.コース脇がすぐ観戦ポイントとなっているので、観戦しやすいと思う。またそれほど混んでいるわけでもないので、テントでも持って家族で一緒に楽しむというのも良さそう。
この後、会場には物販ブースだったり、展示車があったりと楽しそうだったので適当に物色し、ゆっくりと雰囲気を楽しむ。隣りではキッズ、ジュニアのレースが開催されていたのだが、いや~あなどるなかれ、みんな早いこと!んー自分の子供にもいつか走らせたいものだ。親子でレース参加なんてのも楽しそうでいいかも。という事で今回の大会参加は以上で終了。とても充実した1日であった!来年はもっといい結果を残したいので、今後もさぼらずしっかりとトレーニングを続けよう。
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