想定外のハプニング発生~予定していた東京~会津若松ライドを断念・・・
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今週予定していた会津若松までの300kmライドについて、色々ルートは迷ったのだが国道4号での北上ではなく、国道294号ベースで北上し、途中鬼怒川サイクリングロードを経由して宇都宮を通り、再度国道294号へ合流、そのまま福島県の県境を超えて白河へ入り、引き続き国道294号で会津若松まで行くというルートで行く事にした。
↑まずは江戸川サイクリングロードを走り、その後県道3号で鬼怒川を目指しとりあえず利根川へ到着。この後も県道3号を走ったのだが、まあこの道は走りづらいったらない。道幅もそれほど大きいわけでもないのだが、交通量も多く、おまけに路肩も荒れていて所々盛り上がっていたりと注意していないと危険だと感じた。なので歩行者もほぼいない事を確認の上で無理せず歩道を走るようにした。反対車線では1台の自転車が車道を走っていたのだが、後ろにいた大きなトラックがその自転車を抜くに抜けず後ろに延々と車の列が出来てしまっていた。そこまで意地はって車道走らんでもいいのではと思うのだが・・・ 基本自転車は車道なので間違いはないのだが、車と自転車双方が円滑に走れる様ある程度は配慮したいものだ。
↑そんな感じで歩道ベースでのろのろと走っていたのだが、やっとこさ鬼怒川に到着。さてこれでやっとサイクリングロードを走れるかなと思い橋の上からサイクリングロードを探したのだが、サイクリングロードないじゃん・・・ 手持ちのサイクリングロードガイド本の鬼怒川サイクリングロードの紹介区間は栃木県の下の方からとなっているので、確かにこの区間(茨木県の守谷あたり)がどういう整備状況なのかは事前に分かってはいなかった。早速予定が狂ってしまったが、まあその内出てくる事でしょうと思いつつ、平行して走っている国道294号を走行する。
↑関東鉄道常総線の水海道を過ぎたあたりで、そろそろサイクリングロードがあるのではと思い鬼怒川の土手の方へ向かったところ、土手上にサイクリングロードがでてきた!やっとこれでマイペースで走れると思い気分上々で走っていた時にそれは起きた・・・
結果を先にいうと転倒してしまったのだ。一瞬の事で何が起きたのか自分でも状況を把握できなかったのだが、気がついたら豪快に1回転してこけていた。今振り返ってみても何をきっかけに転んだのだかよくわからないのだが、急にハンドルをとられて体制を立て直す余裕もなく転倒した様だ。とりあえず周りに落ちたボトルやらライトやらを拾って、自転車を見てみると以下の点で損傷が有ることがわかった。
・チェーン脱落
・STIレバーが付いているブラケットが少し内側にきている(右)
・STIレバー自体に転け傷がついた(左)
・サドルが擦り切れて中のクッションが見えてしまっていた
・左のバーテープがぼろぼろになった
・ライトのキャップを紛失した
正直、上記程度の損傷だけであれば大した事ないのだが、気になるのはホイールとハンドル自体にどこまで影響があるかという点だ。ホイールはRS-81というホイールでそこそこの金額を出して購入したパーツだ。ハンドルもつい最近変えたばかりで、こいつにいたっては素材がカーボンというデリケートな素材なので尚の事心配である。この2点に影響があるようでは正直つらい。
で確認できる範囲でチェックをしてみる。ホイールについては外傷は無さそうで、手で回してみてもブレーキに当たる感じはしないし、ぱっと見だと歪みも無いように見える。ハンドルについてはバーテープが擦り切れているが、その下のハンドル部分までは達していない。自走出来るかを確認したところ、軽く乗った感じではハンドルもホイールも特に違和感は感じないし、ギアチェンジも特に問題無い。なんとか自走できそうある事がわかり少しほっとしたのだが、体に異変が有る事に気付く。
どうも左腕から落ちたらしく、アームカバーをめくってみると腕の皮が剥け下の肉が出てしまい触るとひりひりし、少し血も出てしまっていた。よく見ると同じような傷が右足の膝あたり、左足すねにもある事がわかり次第に痛みがでてきた。今回たまたま真水用のボトルを持っていたので、その水で傷を流してとりあえずの応急処理を施した。まあ痛いのなんのって一人で叫んでた・・・ 今回転倒した場所がコンクリでは無く、サイクリングロードでかつ芝生の上だったのが不幸中の幸いであった。これが車も通る道でかつコンクリの上での転倒だったらと思うとぞっとする・・・
自走も出来るし、まだいけるかなとも思ったのだがさすがにこの不安要素満載な状態で会津若松までの300kmを走破できる気もしないので、本当に残念だったのだが今回の旅はここで終了にして引き返す事にした。数ヶ月前から準備しててこの日を本当に楽しみにしていたので無念の一言だが、こうなってしまった以上は無理しても仕方ない。
↑そんな満身創痍な状態で帰路についていたのだが、14時頃という最も暑い時間帯で炎天下の中の江戸川サイクリングロードを走っていたところ、どうも体の様子がおかしい事に気付く。何やら手が少し痺れる感じで、手足の感覚もどうも変だ。あれ、これはひょっとして毎日TVで流れている「熱中症」の症状なんじゃないか!?あせって日陰を探すもサイクリングロードに早々日陰なんてあるもんでも無く、もう暫く頑張って走った。やっとの事で常磐高速道下の日陰スペースを発見し自転車を降りる。と降りた瞬間左足がつって曲がらなくなった!?これはやばいと思い速攻で横になって水を体にぶっかけ、しばらく横になって休憩する。この時意識も少しだが遠くなり、真剣にやばいと思い始めるが少しずつ良くなってきたのでもう少し様子を見る事にした。
↑休む事約1時間、風が当たりやすい場所だった事や、適切に水分、塩分を補給したせいもあってみるみる回復した!いや~熱中症なめてた、自分はそんなのならないと思っていたが甘かった・・・。不幸中の幸いだったのは体を冷やすための水と塩分補給用のあめ、充分な飲み物が手元にあった事だ。
こうならないように水分、塩分の補給をしていたつもりなのだが、まだまだ管理が甘かったようだ。しかしこの時期の昼過ぎから夕方あたりの日差しはほんとにやばい・・・ この時間にサイクリングロード走るのは自殺行為に近いかも・・・。慣れている方も充分に気をつけてください。これらの症状は急にやってきますので・・・。
その後はこまめに水分、塩分補給を意識しつつなんとか自宅に到着。傷をじっくり見てみると見た目はけっこうひどい・・・ ただ浅い擦り傷なので、適切な処置をすれば完治までそんなに時間は掛からないのではないかなと。ちなみに転倒時に先日購入したパールイズミのアームカバーを付けていたのだが、これのおかげでこの程度の擦り傷で済んだのだと思う。これが直に地面と接していたらもっと酷かっただろう。おまけにアームカバー自体は穴が開いたり切れたりする事なく現状を保っている。パールイズミのアームカバー恐るべし・・・ あとは手のひらも結構強打したらしくアザが出来ていた。これもグローブをしていたからこの程度で済んだのだと思う。こういう転倒時の保護の観点もありますので、グローブされていない方はぜひグローブをした方が良いと思いますよ!て、皆さんしてますよね。。
まあそんなこんなで今回のロングライド計画はこれにて終了。体の回復と自転車のチェック、調整をしてまた計画したいと思う。今回トラブルを経験して色んな意味で勉強になる部分も大かった。あとは時間がある時にでも今回の転倒による影響をプロの目でチェックしてもらいたいと思う。何にも影響無ければよいのだが・・・
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Comment
いわきから失礼します。
最近シクロクロスを購入したので、いろいろと参考にさせて頂いておりました。
とりあえずお疲れ様でした。自分も熱中症なりかけの経験ありますが、体のほう、大事ないようで何よりです。
自転車も含めて、フレームが無事なら、
また頑張ってみてください。
自分はまだ、自宅から三春滝桜まで(MTBで)行って帰る~で、
130キロくらいが限界なのですが、
それ以上に頑張ってるんですね~。
チャンスはまたあります。
めげずに頑張りましょう。
こむら返り万歳さん
こんばんわ。
熱中症ほんとにこわかったです。
まだまだ暑い日が続くと思うので、お互い気をつけましょう!
三春滝桜いいですね~、自転車で行けたら楽しそうです。
今回は良くも悪くも色々経験できたので、
それらを踏まえつつ、その内またリベンジしたいと思います!